自戦記その２（相掛かり）
ウォーズでお相手は4段の方
後手が私
▲２六歩 △８四歩 ▲２五歩 △８五歩 ▲７八金 △３二金▲６八玉 △７二銀 ▲４八銀 △５二玉 ▲９六歩 △９四歩▲２四歩 △同 歩 ▲同 飛 △２三歩 ▲２六飛 △１四歩▲１六歩 △７四歩（図1）
相掛かりの出だしから、互いに端を突き合って、銀や桂の活用を目指して△７四歩を突く。△７四歩を突く際、▲２四歩から７四の歩を取られる手が気になったが、一歩損でも飛車の使い勝手が悪いだろうから指せると判断。
▲２四歩 △同 歩 ▲同 飛 △２三歩▲７四飛
本譜も読み通り進行
△８六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲３八金△２六飛
飛車先を交換し、2筋に回る手を見せる、お相手▲３八金と受けたがそれでもお構いなしに回る。飛車の成りこみを防ぐために歩を打たなければならないので、歩を使わせることが出来るし、相手の飛車の使い勝手もよくないと判断。
▲２八歩 △８六飛 ▲８七歩 △８二飛 ▲３六歩 △７三銀▲７五飛 △３四歩 ▲２五飛 △６二金（図2）
相手に歩を使わせ、飛車角の効率も後手が良いので、こちらの方が少しだけ良いと思いながら指していた局面。△６二金が疑問手。玉の守りを強めるつもりで指したが、△４二銀～△３三銀～△６四銀などの方が良かった。
▲３七銀 △６四銀▲４六銀 △４二銀 ▲３七桂 △３三桂（図3）
雁木系の形に組み替えようとした一連の手、△４四歩を先にするか迷ったが5段目の飛車を引かせたかったのでこちらを選択したが、疑問手本譜では出てこなかったが▲３五歩から桂頭を狙う手が出来てしまう。
▲２七飛 △４四歩▲７六歩 △４三銀 ▲２五桂 △同 桂 ▲同 飛 △４二玉（図4）
桂頭は狙われず、雁木に組め後手としても不満のない局面に、相手からの桂交換に応じた。正直、桂交換の狙いを全くわかってなかったので、玉を安全な方へ移動させたが、これが悪手。
▲７四桂が痛烈。ここにきて△６二金と上がった手が痛手。
▲７四桂 △７二飛 ▲６二桂成 △同 飛 ▲８五飛 △７三桂（図5）
▲８五飛までは自然な流れ、△８二歩と受けていれば、苦しいながらもまだまだ勝負できた。悪手を指して気が動転し更なる悪手を呼んだ。
この後は粘りも見せれず敗北。
▲８一飛成 △６五銀 ▲７七金 △６四桂 ▲５八玉 △７六桂▲７四歩 △８八桂成 ▲７三歩成 △７九成桂 ▲２五桂 △３一金▲６二と △５四桂 ▲３三金 △同 角 ▲同桂成 △同 玉▲３一龍 △３二金 ▲２二角 △２四玉 ▲２六飛 △２五桂▲同 飛 △同 玉 ▲３七桂 △３六玉 ▲２七金
・まとめ
序盤から中盤途中までは我ながら上手に指せていたと思います。しかしながら悪手を指した後に動揺し一気に崩れることが多いのでそこを何とかしたい。
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